全ては国語力からーその1

November 19, 2017

問題文が読めない生徒に度々出会います。

主な原因は2つ。

1.問題文の公式・単語が分からない。
2.問題文の要旨が分からない。
 
子どもが発する「いみふめい」は主にこの2つに起因します。

公式・単語が分からなければ、遡って覚えます。
例えば、「包丁でキャベツを千切りにしてください」と言われた時、
そもそも「包丁」が分からなければ、まずは包丁について教えますよね。
こちらは比較的容易に解決することが出来ます。

一方、比較的難しいのは文章の意味が分からないケースです。
そもそも、文章が何を言っているのか分からない。
あるいは、勝手に文章を推測する。

問題文があまり読めない子供は、一定の傾向があります。

例えば、「あれ」「これ」などの指示語を多用します。
「あれ取ってー」「これすげえ!」など。

または、主語か述語が欠けています。
「牛乳!(飲みたい)」「だるい(授業が)」など。

逆に、日頃の言葉が整っている子は、問題文を読み解く力が高い傾向にあります。
問題文には、主語・述語で出来ているからです。

そのためにも、日常から主語・述語を意識的に発する訓練をしましょう。

今回、ヒルブックで実践している2つの具体的な訓練方法をご紹介します。
1つ目は、2つの質問を投げかける方法です。
①「何(誰)が?」②「どうしたの?」

(例)
子「あれすごく好き!」
親「何が好きなの?」
子「えっと、アサガオ!」

子「うわー!明日!」
親「明日が、どうしたの?」
子「明日、テストがある!」

とってもシンプルですね。
そして、質問する方はあえて分からないフリをするのです。
最初、子供はイラつきながら訂正するでしょう。
でも、それで良いのです。
しだいに、子供の脳に主語・述語の習慣が付いてきます。
その習慣の益は勉強だけでなく、日常生活にも大きくプラスとなるでしょう。

2つ目は、主語・述語クイズです。
2人ペアとなり、一方が文章を述べます。
「昨日となりのクラスの田中くんは、テストで100点を取って嬉しかった。」
一方が、答えます。
「主語は、田中くん!述語は、嬉しかった!」

意外に思われるかもしれませんが、出題する方も頭を使います。
出題者も回答者も主語・述語が身に付きやすくなるのです。
このクイズは生徒に好評でしたので、ご家庭や塾でどうぞお試しになってください。

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