全ては国語力からーその1

問題文が読めない生徒に度々出会います。 主な原因は2つ。 1.問題文の公式・単語が分からない。 2.問題文の要旨が分からない。 子どもが発する「いみふめい」は主にこの2つに起因します。 公式・単語が分からなければ、遡って覚えます。 例えば、「包丁でキャベツを千切りにしてください」と言われた時、 そもそも「包丁」が分からなければ、まずは包丁について教えますよね。 こちらは比較的容易に解決することが出来ます。 一方、比較的難しいのは文章の意味が分からないケースです。 そもそも、文章が何を言っているのか分からない。 あるいは、勝手に文章を推測する。 問題文があまり読めない子供は、一定の傾向があります。 例えば、「あれ」「これ」などの指示語を多用します。 「あれ取ってー」「これすげえ!」など。 または、主語か述語が欠けています。 「牛乳!(飲みたい)」「だるい(授業が)」など。 逆に、日頃の言葉が整っている子は、問題文を読み解く力が高い傾向にあります。 問題文には、主語・述語で出来ているからです。 そのためにも、日常から主語・述語を意識的に発する訓練をしましょう。 今回、ヒルブックで実践している2つの具体的な訓練方法をご紹介します。 1つ目は、2つの質問を投げかける方法です。 ①「何(誰)が?」②「どうしたの?」 (例) 子「あれすごく好き!」 親「何が好きなの?」 子「えっと、アサガオ!」 子「うわー!明日!」 親「明日が、どうしたの?」 子「明日、テストがある!」 とってもシンプルですね。 そして、質問する方はあえて分からないフリをするのです。 最初、子供はイラつきながら訂正するでしょう。 でも、それで良いのです。 しだいに、子供の脳に主語・述語の習慣が付いてきます。 その習慣の益は勉強だけでなく、日常生活にも大きくプラスとなるでしょう。 2つ目は、主語・述語クイズです。 2人ペアとなり、一方が文章を述べます。 「昨日となりのクラスの田中くんは、テストで100点を取って嬉しかった。」 一方が、答えます。 「主語は、田中くん!述語は、嬉しかった!」 意外に思われるかもしれませんが、出題する方も頭を使います。 出題者も回答者も主語・述語が身に付きやすくなるのです。 このクイズは生徒に好評でしたので、ご家庭や塾でどうぞお試しになってください。

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